②助産師の出産レポ【2人目】 #助産師が産んでみた
3:09
NSTモニターしながら内診してもらう。
初見:6-7cm 80% -2中軟
もう6cmかあ!よっしゃー。てことはあと1時間くらいか?と勝手に期待。
夫と長女を呼び寄せる。
3:40頃
夫たち到着。結構痛いけど、まだふーーで逃せる。
助産師さんたちが清潔機材を展開している。
うわあ~~久々にみた~~~~いよいよ出産かあ~?!?とどきどきする。
なるべく、「やっと赤ちゃんに会える」と気持ちを前向きに持とうとするけど、やっぱり痛い。
生理痛を通り越して子宮をひねりあげられている痛み。
どの体勢が楽なのかわからず、あぐらかいて座って、ふとももを鷲づかみにしてふー呼吸。
(出産後、ふとももに爪の跡がついてた)
とりあえず陣痛がやばい。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。
突然声漏れするようになった。共圧。
4時過ぎに全開したっぽい。陣痛が1分間隔でどんどん来る。
叫ぶってほどではないけど声が出て、助産師さんがついてくれる。
とりあえず赤ちゃんがガンガン下がってくる感じで共圧、共圧。痛い。やばい。
座位から四つん這いへ。これがもう痛くてたまらん。早く出したい。
この痛みから逃れたい、すべてを終わらせたい。
頭元で長女が何か言ってくれてるけど耳に入らず。
助産師さんも排臨とか発露とか教えてくださるけど一切余裕なし、
会陰をオイルで伸ばしたり消毒したりされるのも、わかるけど、わかるんやけど、陣痛が誘発されてものすごく不愉快。
早く出したい。痛い。痛すぎる。やばい。こんな痛かったか?ていうか過強陣痛では?陣痛きすぎでは?しぬ?
4:20
出生。
AP9/9 四つん這い→ご対面
自然に、「頑張ったね」って赤ちゃんに声をかけていた。
終わったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それにしても痛かった…。クッションにもたれるようにしてもらって、そのあとシバリングでぶるぶる震える。
会陰に脂肪腫があったとのことで、6時方向に1.5cmほど裂傷。
3糸ナートしてもらう。
怖くてもう一人の助産師さんに手を握ってもらう。
予想通り長女は拒否して夫がへそカット。疲労とシバリングでそれどころではなく放心。

処置中にシバリングも落ち着き、赤ちゃんとご対面。
体重測定してもらい、なんとびっくり3000g越え!
小さめだと思ってたのに、まさかの3kg越えとは…♡
可愛いなあ。長女もよしよしなでなでして可愛がってくれた。
ちょっといろいろ実感がなくて、姉妹の触れ合いに感激…みたいなこともなく、でももちろん嬉しくて…。
そんなこんなで5時。
夜中の2時に起こされて、陣痛中も励ましてくれて、赤ちゃんとも上手にご対面してくれた長女、本当にありがとう。
そして妊娠中からずっとサポートしてくださった助産院の方々、本当にありがとうございました。
こちらです♡ ☞ musubi助産院 | 京都府向日市
(補足)
結果的に分娩所要時間は3時間弱、出血200mlくらい。
ひとりめは7時間ぐらいのお産だったので、まあ予想通り。痛みは10倍増しだった気もしたけど。
*助産院の妊婦健診・出産*
助産院での出産はまだまだマイナー。
こんなに、こんなにすばらしいのに。
そもそも”助産院”自体がまだまだ古めかしいイメージがあるのではないか。
もちろん助産院によるんだけども、
私がお世話になった助産院は
妊婦健診で助産師さんが毎回エコーして推定体重出してくれる、
医学的根拠のないことは言わない。
ずーっと同じ助産師さんが妊娠から出産まで見てくれるから、本当に安心。
病院だと初めて会った助産師さんに取り上げてもらう…っていうのが普通やけど、
お互いに人柄や経過を知っていて出産に臨めるというのは格別に安心。
待ち時間もなけりゃバースプランもかなり細かく聞き取りしてもらえるし
家族の立ち合いも病院よりずっとフリーダム。
おうちみたいな和室とか、病院っぽさから遠く離れた居心地のよい空間で産める。
ご飯もおいしくておいしくて、入院中は幸せすぎた。
産後ケアとか利用すればよかったなぁと今更思う。
次があれば(次…?!?!?)、またmusubi助産院でお世話になりたいです!
今回は振り返り&記録としての投稿でした。

退院後のふたり。はぴねす。
