【無料配布あり】エクセル版子育て費用の算出シミュレーションシートの使い方について
結婚相談所エノグでは、「婚活サポート」「夫婦になるサポート」「親になるサポート」と3段階での活動サポートを行っています。
その中で「親になるサポート」としてFPが作成した子育て費用算出シートを用いて、一人の子育てするのに総額どのくらい必要であるかを把握していただいています。
本記事ではその子育て費用算出シートの詳細、およびエノグの会員でなくても配布する方法について解説していきます。
子育て費用算出シートの使い方
- 子育てにどのくらいお金がかかるか知りたい・不安
- 私立や公立でどのくらい必要な金額がかわるか知りたい
こういった声はFPとして多く聞くことがあります。
エノグでは子どもを考えるタイミングで費用が一般的にどの程度必要であるのか数値として認識をし、家計をどう管理していくのかを夫婦で話し合っていただいています。
こちらが子育て費用算出シートになります。

使い方
①算出シートの各項目の黄色のセルをクリックし選択していく
(保育園の入園は、のところをクリックすると0歳、1歳、2歳、3歳、4歳を選ぶことができます)
②すべてクリックすると中央の表の養育費、教育費、子育て費用、児童手当、他補助金、必要子育て費用が自動で入力されます。右にはグラフも作成されます。
仮で算出した上の画像の場合では【保育園の入園:1歳、幼稚園:公立、小学校:公立、中学校:公立、高校:私立、大学:私立文系、高等学校就学支援金:対象2】としています。
養育費は約2040万、教育費は約1560万、子育て費用は約3600万となりました。
このように養育費(生活費)、教育費がパターンによってどの程度変わるのかシミュレーションすることができます。
算出シートの詳細
本シートの数値ですが、参照元にもあるように、主に下記から引用しています。
- ①内閣府 平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査
- ②文部科学省 令和5年度子供の学習費調査
- ③日本政策公庫 教育費に関する調査結果
- ④内閣府 児童手当
- ⑤内閣府 幼児教育・保育の無償化
- ⑥文部科学省 高等学校等就学支援金制度
シートは主に養育費、教育費(公立、私立)、児童手当、補助金と分類しており、選択セルによってそれらが合算されます。
養育費の数値は①のデータとなりますので、古い情報とも言えます。

※内閣府 平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査より
上記の衣類服飾雑貨費、食費、生活用品費、医療費、通信費、お小遣い、お祝い行事関係費預貯金保険、レジャー旅行の各年齢の数値を引用しています。
教育費は主に②,③です。

※文部科学省 令和5年度子供の学習費調査より
①よりデータが新しいため、①の教育費を②のデータに置き換えています。
大学生については③の自宅外通学の仕送り平均の金額をいれています。
幼児教育保育の無償化は2019年10月より開始されました。⑤が詳細です。
②のデータから保育料の部分のみだけを補助金として入れています。
高等学校等就学支援金制度は⑥ですが、2010年から開始されましたが、2020年に一部上限が改正されました。
子育て費用算出シートのもらい方
この子育て費用算出シートは使い方の解説含め、エノグ会員様へ配布していますが、
本記事をご覧の会員以外の方にも、子育てを考える方に役立てていただきたいため、無料にて配布いたします。
子育て費用算出シートをご希望の方は問い合わせページより、
「子育て費用算出シートを希望」とメッセージをお送りください。
担当者が確認後、データを送付いたします。